2016年7月21日木曜日

第3回あこうOWS 1kmの部

第3回あこうOWSにご参加くださった皆様ありがとうございました。

日焼けが痛い頃ではないでしょうか??

僕はひどい状況を抜け、脱皮の途中です。

いつもは店内にいるので、急に外に出るとこうなります・・・・。

今回は1kmの部を紹介します。

この1kmの部は、中級者、初心者、上級者が混在するレース。

久しぶりのOWS、トライアスロンの選手、昨年からレベルを上げてきた選手と様々。

例年通りいくと一番、タイム差が大きいレースとなります。




ちょっと見えにくいかもしれませんが、ライフセーバーの皆さんの監視のもと

アップが行われます。

坂越湾は、手前の浜が人口で作ったの砂浜で5Mほど先は、急に深く岩場となります。

あ、海水浴場ではありませんので、注意してくださいね。


召集テント前に集合していただき、ゼッケン番号と人数を確認。

ウェットを着ている選手も増えてきます。

ウェットは浮力にもなりますが、慣れていないと泳ぐ時に締め付けがあり

苦しくなりリタイヤする方は少なくありません。

自分に合ったサイズ、練習できてみるなど、慣れが必要です。

ウェットの締め付けによる事故も多いので、その辺りは皆さん気をつけてください。

スタートです。

スタート時に体の接触が起きやすOWS。

十分に気をつけてください。

運営側も、緊張の瞬間です。 
今大会の1kmの部は、序盤それほどバラけず進めました。

ただ、固まっているため安全確認は当然しにくくなります。


OWSはコース通りに泳ぐのが一番の時間短縮。

クロールの選手が多い中、前方確認しやすい平泳ぎをしている選手もいました。

OWSの場合、クロールのヘッドアップを入れながら前方確認を行うのが一番早く

海の場合は、海水による浮力で下半身がプールほど沈みにくくなっています。

バタフライはないでしょうが(笑)

クロール、平泳ぎ、疲れたら背泳ぎなどを入れると楽に進めると思います。

まずは、前方確認。

これをまず第1にOWSレースに参加してください。

 ゴールは今年から新調した自慢の作品です。

僕のミスで、浜側のタッチ板が合わず、板の裏側が見えてします始末でしたが

来年は、きれいに見栄え良くします(笑)
 ゴール後の給水は、僕の教え子たちが手伝ってくれました。

ありがたい。

トラブルの起こりやすい、ゴール付近でも監視がいます。

安全第1のOWSです。

さて、結果です。








男女共、優勝は一番若い世代となりました。

やはり現役は強しといったところでしょうか??

スポーツなので優勝を目指して、頑張って欲しいですが

OWSは自然環境下で自分の能力を目一杯使うのが楽しさでもあります。

選手一人、一人違った目標があるはずです。

また、他の大会、来年のあこうOWSでも挑戦してみてください!!



2016年7月20日水曜日

第3回あこうOWS 500mの部


 第3回あこうOWSにご参加くださった皆様ありがとうございました。

毎年、毎年この日を楽しみに過ごしています。

OWSはやっぱり楽しい、そう思えた1日でした。

今回は種目別にブログにしてみます。

まずは500mから。

今回から、500mはキッズ(小学生)とビギナー(中学生以上)となりましたが、同時スタートです。


 この種目はOWSの経験の浅い方むけに作ったので、いつもこの種目が気がかりです。

なんといっても、コースロープもないし、まっすぐ泳げるかどうか??

選手の皆さんも緊張していたのではないでしょうか??

アナウンスされているのは、運営ディレクターの木原さん。

説明は不要ですよね??

大会当初から運営に関わってくださり、木原さんなしではOWSは開けません。



いきなりですが、STARTとなります。

OWSでは、STARTで混戦となります。

選手同士がぶつかりますが、臆せず進めば前に出れるし、

STARTで出遅れると、トップとかなり離れてしまいます。

ですが、安全に混戦をさけてのSTARTも作戦もありです。





500mのコースは250m沖にある部位を回って戻って来るコースです。



まっすぐ泳げば、500m。

蛇行すれば・・・・。

潮の流れ、波、海水の味も・・・・。

クラゲ、魚も・・・・。

初体験の選手も多かったと思いますが、これこそOWS。

レース前に紹介さていただきました、OWSユニバーシアード日本代表の三村選手。

500mを5分6秒78で泳ぎ切りました。

速いですね〜。




海のなので足も着かず、不安もあると思いますが、

OWSの大会では必ずライフセーバーの皆さんが安全管理をしてくれます。

コースが違っても、リタイアする場合でも。

危険性の高いスポーツではあるので自己責任による参加が条件ではありますが

なるべく安全に運営していきます。

今回は、僕の教え子たちもサポートスイマーとして頑張ってもらいました。

初のOWSで緊張したのではないでしょうか・・

よく頑張ってくれたと思います。



あこうOWSは当初より水上ゴール、タッチ形式です。

タッチしないとゴールではないので、最後のタッチでドラマが生まれます。

これが、実は3kmの部で起こってしまうのですが・・・・。


初のOWSを経験された方はいかがだってでしょうか??

プールとの違いに驚いたことも多々あるとは思いますが、良いきっかけにしていただければと思います。

結果はこちら



 

500mキッズの優勝、2位、3位。


500mビギナーの部、優勝、2位、3位。

となりました。

入賞された皆さん、おめでとうございます。

ぜひ来年もご参加いただければと思います。





2016年6月17日金曜日

参加要項送付につきまして。

第3回あこうOWSにエントリーくださった皆様ありがとうございます。

7月18日なので、それまでにOWSの大会に参加されている方も

いらっしゃると思いますが、皆さんの記念に残るような大会にしたいと思います。

エントリーくださった皆様には、7月上旬に参加要項がに届きます。

参加要項の中身としましては

1、会場マップ
2、諸注意
3、競技内容
4、制限タイム
5、表彰対象
6、完泳証について
7、貴重品預かりについて
8、駐車場について
9、その他
10、タイムスケジュール
11、会場までにアクセス
12、参加選手一覧
などが書かれています。

こちらがお手元に届きますので、ご確認ください。

また、赤穂市の方々には申し訳ありませんが,赤穂を案内するパンフレットも同封してあります。
大会中の待ち時間など、パンフレットを見ながら地元坂越の町並みをお楽しみ頂けるかと思います。
まず、大会の坂越湾にあります「生島」は国の天然記念物です。
大会期間中の駐車場には、とうろん台があり、近くには「奥藤酒造」昨年の大会後にOPENした「さくらぐみ」プロデュースのスイーツ店「坂利太」、古道具&カフェ「暖木」などがあります、さこしのまち並みがあります。
他にも、「大避神社」、「展望広場」などがあり、時間があえばぐるりと1時間ほどで御散歩いただけるかと思います。
詳しくは、参加要項に同封してあります,「ほっこり坂越」のパンフレットを御覧下さい。

選手の皆様には、当日の体調に十分ご注意くださり、あこうOWSと、地元赤穂市を御楽しみ頂ければと思います。




















2016年6月8日水曜日

オヨガンカイについて


第3回あこうオープンウォータースイミングのエントリー期限まであとわずかとなってまいりました。

エントリーの期限は6月10日までとなっています。

あこうOWSを主催するオヨガンカイは、市内の水泳愛好者らで成り立っています。

元水泳部、元選手コース、コーチ、子供が水泳をしているなど様々ですが

大会に参加された方はわかると思いますが,以外と若い(笑)メンバーです。





オープンウォータースイミングを知ったのは、プレ大会を行った4年前。

遊泳出来るプールが一つしかないこの小さな町で、水泳を盛り上げていきたい

僕たちは、これだと!!と思い、現運営ディレクターの木原珠子さんに

連絡をとったのが始まりでした。



海と川のあるこの町で、OWSのレースは魅力的で

この町、そして日本全体にとって水泳=競泳という常識から、

水泳=競泳+OWSという ふうになっていき

水泳を親しむ方々が増えていければと思っています。



OWSも、オリンピック種目、国体種目になり、競技人口が増えていく事が期待されます

競泳の大会でいまいちの成績の人でも、このOWSでもっと上を目指せるかもしれないし

プールで練習している人にとっても、OWSは新たな楽しみとなるはずです。





水泳って競泳の大会がまず一番に思いつくと思います。

でも、泳ぐという事の楽しみ方は、他にもいっぱいあるんじゃないでしょうか??

シンクロも、水球も、飛び込みも・・・。

泳げるという事が前提で、楽しめるスポーツはたくさんあります。

そのやり方であったり、どんなものかがわからなかったり
プールで不安を抱え初めて泳いだ時と同じように

このOWSも、始めてみてはいかがでしょうか??

今では、何ともなくプールで泳いでいますよね??

海でも、同じようになって、きっと楽しくなります。



僕たちの活動は、水泳を楽しむ人たちが増えればいいし

競泳でにこだわる必要も

OWSにこだわるつもりもありません。



   
人によって楽しみ方は色々あっていいと思います。

僕らもこの活動をしながら、たくさんの方々と会って

話をして、繋がりができるかもしれない。

それを楽しみにしています。 

一人でも、多くの方々が水泳を楽しんでくれると嬉しく思います。





2016年5月26日木曜日

第3回あこうOWS タイムスケジュール

皆さんこんにちは。
3回あこうOWSは、7月18日の海の日です。
エントリー受付中ですhttp://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096

今回はタイムスケジュールです。
毎年そうなんですが、開会式は行いません。
これは、海岸が狭いためという理由と、純粋に競技に集中してもらおうという理由があります。
会場まで時間がかかったり、朝早くに出発すればどうしても体調不良を起こしやすく、良い結果が得られません。
また、夏なんで待ってると結構暑いです(笑)
受付に間に合えばいいので、ゆっくりと会場まで来てください。

以下、スケジュールです。
スケジュールは当日の天候、レースの進み具合などにより変更がある場合もございます



500mの部(定員50名:キッズ&ビギナー)
      制限時間 30分
 
    受付開始      9:00〜 9:30
    招集        9:45〜
       
開始       10:00〜10:30(ライフセーバーデモ含む)
 
 
             
1kmの部(定員50名)
             制限時間 1時間
 
              受付開始        9:30〜 10:15 
                  招集        10:30〜
                  開始        10:45〜11:30(ライフセーバーデモ含む)


3kmの部(定員100名)
            制限時間 2時間
 
              受付開始      10:30〜11:15 
                    招集        11:30〜
                     開始       12:00〜14:00
             
             表彰式 
 
              時間30分程度
 
              開始    14:30〜15:00

 
 *500mの部と、1kmの部の前にライフセーバーデモがあります。
  招集終了後、入水のチェック、ライフセーバーデモ、スタートとなります。


会場の坂越海岸に着きましたら、テントのあるところにお越しください。
ガヤガヤしているはずです。
白色のテントが3棟ほど立っています。


テントの場所までこられましたら、受付のテントを探してください。



これは種目が違いますが、このように自分の種目のところで登録してください。
受付時に、参加賞とレース中に必要なICチップが1人2個入っています。
2種目の方は4個。
招集時に必ず装着して招集を行ってください。
また、キャップもこの参加賞に入っている物をご使用ください。


受付してすぐに、ナンバリングを行っていただきます。
このナンバリング番号をゼッケン番号といいますが、担当してくれる方に水着の種類を言ってもらって、番号を書いてもらえれば、ひとまず受付終了です。


紫のTシャツを来ている人がスタッフになります。
わからない事があれば、気軽に声をかけてください。


その後、少ししたら招集となります。
招集は、砂浜にコーンが置いてあり、そこのゼッケン番号が書いてますので、そこに並んでください。(これには番号付けしてないですが・・・・)
召集後は、基本的にはその場から移動出来なくなります。
そのため、参加賞のキャップ、特にICチップを必ず手首に装着しておいてください。


この写真ではわかりにくいですが、海に向かって並んで頂ければと思います。
もしも、ナンバリング時に書いてあった、ゼッケン番号が消えている場合は、招集スタッフに書き直してもらってください。


で、その後STARTになるのですが、その前にICチップのチェックが入ります。
START地点から、水上ゴールまで100mくらいでしょうか、泳いで頂いてICチップの誤作動がないかチェックさせて頂きます。

この後、500mと1kmの方はライフセーバーによるデモと、コース説明。
3kmの方は、コース説明をさせて頂きます。(デモはありません)

で、STARTです!!


ワシャーとSTARTしてください!!(怪我のないように)

と、受付からSTARTまでおおまかにこのような流れとなります。
是非、参考にしてみてください。

では、当日御待ちしています。




2016年5月8日日曜日

OWSを2軸で泳ごう!!

長い距離を泳ぐ事になるOWS。
いかに楽に、速く泳続けられるか??というのがキーポイント。
ヘッドアップや、平泳ぎなどで進行方向の確認は必要ですが、皆さんのベースとなる泳法はなんでしょうか??
基本クロールとはなるでしょうが、S字、I字、フラット、1軸、2軸、ストーレートアームなど、混合される方が多いかと思います。
OWSのレースにとって一番いい泳法を決めるのは難しい事ですが、僕は2軸クロールをベースにOWSを泳ぐのが一番ベストではないかと思っています。
理由としては、ヘッドアップのしやすさにあると思います。
1軸クロールの場合は、入水後に身体の中心軸まで手を伸ばし、キャッチを行うため、自信の前に手が伸びて、顔を上げにくいのでは無いかと思います。
フェルプスも2軸クロールなので、手の入水位置から伸ばす方向を見てみてください。


この2軸クロールは、日本体育大学水泳部のヘッドコーチの藤森善弘先生が10前くらいに書籍化され、僕もDVDをもっています。
最近、2軸4泳法という書籍も販売されていて、これをベースに僕は生徒に指導をしています。
藤森コーチは、リオオリンピック出場選手も育てた日本のトップコーチです。

1軸クロールと2軸クロールの違いは重心の捉え方にあります。
1軸クロールは、腕の回転にあわせ身体の重心を左右に回転しながら泳ぎ、2軸クロールは、腕の入水にあわせ重心を左右の股関節、肩関節に重心を左右に乗せかえながら泳ぎます。
と、いうと難しくなるのですが、先ほど話したヘッドアップ。
ヘッドアップで泳ぐ際、身体の重心をそれほど回転させませんよね??
自分の顔の前に、手を伸ばすような事もしないのではないかと思います。
ヘッドアップの姿勢から、頭を水中にいれると2軸になります。
実はこの2軸クロールはそれほど難しい泳法ではないのではなかと思います。
注意点として、手のひらの向きを変えない事。
これは、リカバリーの時に手の甲を自分の進行方向にむけ、そのままリカバリーする事で、2軸の重心の切り替えのイメージが壊れません。
よく、リカバリーの時に手の向きが変わる方がいますが、姿勢を崩す原因となりやすいかと思います。
この2軸クロールが出始め、僕が指導の際に勉強していた頃は、キャッチが速いので短距離向きだと言われた事も、僕はありましたが、あの人も2軸クロール。
女子長距離界で驚異的な記録を打ち立て続けている、レデッキーも2軸クロールがベースです。
呼吸の動作にあわせ、頭の位置を変える、うねるクロールでもありますが、入水後から、手を伸ばす瞬間に左右重心が一気に動きます。
1軸にありがちな腰の回転がすくないですね。
このように、長距離の選手であっても2軸クロールをベースとした泳ぎで、速いタイムを打ち出せています。
なぜ、速く泳げるのかというと、それは抵抗の少なさにあります。
1軸クロールであれば、身体を左右に傾ける事により水中に身体が沈み抵抗が増えます。
2軸では,身体を水面に平行に保とうとするので、身体の回転による抵抗は少ないはずです。
水圧による抵抗が少なければ、楽に前へ進む事が出来ます。
例えるなら、向かい風の中走るより、無風状態の方が、速く走れますよね。
現在は、グライド姿勢といって、自分の肺の上部に肺から下の重心を乗せ浮力を得る事により、何もしなくても進む新しいストリームラインが書籍などに載せられ、実際に代表選手もその姿勢で泳いでいます。
OWS、海の場合は海水による浮力もありますし、グライドの姿勢は難易度が高いので、まずは抵抗を減らすという部分でこの2軸を意識した姿勢で、腰のローリングをなるべくしないよう、自分のお腹側の抵抗を少なくするイメージで泳いでみてください。

また、2軸泳法では手の入水の際に無理して手首を外側に向ける事も無いですし、肩の延長線上に自然な手の形で入水する事(動画で確かめてくださいね)により、無理な肩の使いで肩を痛める事も少なくなります。
もう一つ、あげるとするのなら、キックが効きます。
1軸クロールと違い、腰の回転が少ないので良い姿勢で推進力のあるキックが打てます。
試しにビート板を持って、1軸クロールと同様に腰を回転させながらキックを打ってみてください。
抵抗が生まれ進みにくいはずです。
腰が安定し、抵抗も少なく、しっかりとキックが効いてくるはずです。


楽に速く泳げる2軸クロール。
OWSレースの本格的なSTARTはもう少し先だと思うので,本格的に取り組んでみてはいかがでしょうか??
ご自身で練習される際は
1、足の付け根の股関節と、肩肩関節を結ぶ左右の2つの軸を常に意識してください。
2、そのまま、ヘッドアップクロール。
  ①腰はなるべく回転さないように(呼吸の際は動きます)
  ②肩と、股関節の延長線上に入水
  ③手首の向きは変えない事
3、ヘッドアップで2軸を意識出来れば,そのまま頭を入れて普通に泳ぐ。

これを、何度か繰り返すと自然と2軸クロールが出来上がるのではないかと思います。

詳しくは、前途しました、藤森先生の2軸泳法の書籍を読んでみてください。

では、あこうOWSで御待ちしています。







2016年5月4日水曜日

骨盤の角度を意識

第3回あこうOWSのエントリーはじまりました!!

是非、ご参加ください!!

今年の種目は、3km、1km、500mです。

また、START前にライフセーバーによるデモもおこないます。

これは、簡易なものですが救助される際にどうすべきか??

などを、ライフセーバーの方でデモをしてくれます。

ぜひ、宜しく御願いします。




僕は、ボランティアで母校の中学に練習を見に行く事があるんですが

今年も新1年生が入ってきました。

まだ寒い中プールで頑張ってます。

泳げるというのを、どの辺りで話すかはひとそれぞれだと思いますが

僕は,上半身から、下半身が水面と平行に浮いている状態で区別します。

これは、初心者に多い、下半身が下がっている状態で泳げない人と

水面近くでフラットに浮いていている人とでは

取り組むべき練習がかわります。

新1年生のなかにも、フラットの姿勢が保てる人、そうでない人がいて

まずは、フラットの姿勢の維持をできないと泳ぐという事にはなりません。

実際、多くの人の下半身がさがる原因の一つとして姿勢の維持があげられます。

水中に潜って、下半身が下がっている人をみると多くの場合

上半身がそっているか、骨盤から下がっているかだと思います。


この動画でもわかると思いますが、腰くらいの角度は非常に重要です。

日本人は骨盤が下がっていると思います。

この骨盤の角度を水面と平行にする事に意識をおけば、

上半身も反らず、骨盤も下がらず,自然な状態でフラットにいけると思います。

できれば、鎖骨の下くらいが身体の一番深い位置で保てれば

一番良い姿勢となるのではないかと思います。

海のレースでは、プールより浮力があるはずなので

下半身が下がる事がすくないかもしれませんが

骨盤の角度を意識しておよげれば、楽に進むと思います。

ぜひ、試してみてください。





2016年4月20日水曜日

オリンピック選考会 ラスト

http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096

第3回あこうOWSのエントリーは5月1日からです。

今年も宜しく御願いします!!

今回でこのシリーズはラストになります。

日本競泳界の衝撃を与えた、平泳ぎです。

100mでは、男子が派遣選手無し

女子100mは、渡部選手、鈴木選手

男子200mでは小関選手、女子では渡部選手、金藤選手となりました。

この種目は日本がメダルを取る可能性が非常に高い種目。

男子の100m平泳ぎでの派遣選手無しは非常に残念でした。

日本競泳界を長らく引っ張って来た北島選手の引退は残念ですが

世界は57秒台に突入。

その中で、59秒台ではメダルの可能性は非常に薄く

国民の税金を使って、強化、派遣される日本競泳のオリンピック選手は

メダルの可能性があるもの、最低でも決勝に残れる可能性のあるタイムを出せる選手

が、派遣選手です。

他の競技はわかりませんが、厳しい基準なのに間違いはありません。

まして、1発勝負。

準決勝で北島選手が派遣記録を破ったのにも関わらず

派遣しないという水泳連盟の判断の厳しさは僕はどうかと思いますが

明確で、一切の不透明さもありません。

話がそれましたが、

世界の平泳ぎ。

そのトップを走っているのは(泳いでいる??)

アダム・ピーティー。


ピッチの速い泳法で人類初の57秒台に突入。

ピッチが速くストローク回数が多い。

平泳ぎは、キックの引きつけ時の減速をいかに減らすのか??という命題がありますが

ピーティーは、膝をあまり引きつけないという方法で解決。

これでは、キックの推進力が・・・・。

と、考えてしまいますが、それをプルの推進力で引っ張っていきます。

ここにも、身体が起き上がった時の抵抗がと思われますが、

動画のように、プル後の身体の浮き上がりから、後方にスライドさせる動作が

非常に速く、スムーズに見えます。

この動作と、引きつけのキックの浅さが速く泳ぐ秘密なんだろうと推測します。

真似るのは、難しいことではないと思いますが、

本当に速くなるのかは別なような気がします。

200mでは、ドイツのコッホがいます。

世界選手権でも2分7秒台でした。

ハンガリーのギュンター、南アフリカのキャメロン・ファンデルバなども

7秒台の記録を持っています。

ピーティーを含め、この種目は世界記録でのメダル争いが期待されますね。

小関選手にも十分可能性があり、僕は金メダルをとってくれると思います。

女子の平泳ぎは、100mではリトアニアのメルティエ

ただ1人4秒台の世界記録保持者。

100mでのメダル争いは、この人を中心にエフィモア、ハーディーなどが

5秒台の前半での戦いになるでしょう。

ここに、渡部、鈴木が絡んでいけるのか??

2人とも大幅なベスト更新をしないと、メダルは厳しい。

200mも、デンマークのリッケ、エフィモアなどが19秒台。

日本記録が2分19秒台なので、金藤選手に金メダルの期待がかかります。

渡部選手も、カザンの頃の調子に戻ればメダル争いをしてくるはず。

日本のお家芸、平泳ぎでのメダルを期待しています。


最後になりましたが、リオでの日本のメダルは

萩野の200m個人メドレー、400m個人メドレー

瀬戸の200mバタフライ、400m個人メドレー

入江の200m背泳ぎ

星の200mバタフライ

小関の200m平泳ぎ

渡部の200m平泳ぎ

金藤の200m平泳ぎ

男子の800mのフリーリレー

が、銅メダル以上となると予想します。

女子の400mメドレーで酒井選手がリオまでに伸びてくればメダル。


渡部、鈴木選手の100m平泳ぎ

入江選手の100背泳ぎも可能性ありかと思います。

個人的には、池江選手のバタフライがどこまでやれるのかも注目です。

リオオリンピックの競泳陣の活躍を期待しましょう!!















2016年4月17日日曜日

オリンピック選考会 その4

http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096

第3回あこうOWSのエントリーは5月1日より!!

今回は自由形、クロール!!

日本がが一番弱い種目である自由形。

個人で自由形の代表権を得た萩野選手は決勝に残る可能性がありますが

この自由形、日本は非常に苦戦しています。

http://www.swim.or.jp/upfiles/1441180875-ranking2012-15_0901.pdf

最近の世界ランキングでは、萩野の200mと

1500mでは、決勝に残っていた山本選手の名前もあります。

この1500mの代表を決める種目で有力選手が棄権したのは

非常に残念でしたが、いろいろな理由があるんでしょうね・・・・。

世界での短距離種目は、男子はフランスのマナドゥ、マケボイ、アドリアン

女子では,キャンベル兄弟

中長距離では、レデッキー、ソンヨウ、ガイなど

僕の浅い知識だけでもたくさんの選手が思い浮かびます。

やはり花形の自由形。

競泳ニッポン!!となるにはこの種目の日本人選手の活躍が待たれます。

僕が指導する選手達のも話すのですが

レデッキーのキック!!


よくスクールなどでは、キックは水の中で打ちなさい!!

と指導されますが、レデッキーはどうなっていますか??


日本新記録を出した時の塩浦選手は??

どの種目も前傾の姿勢(グライド姿勢)をとれとか

フラットの姿勢にとか・・・。

でも、キックを水の中で打つと後傾の姿勢になりやすくはないでしょうか??

これは、キックだけの推進力を考えるとアップキック、ダウンキックを

水の中で打つというのが推進力を得られるという事になるとは思いますが、

抵抗を考えれば、水の上を叩くように蹴る方が

抵抗の少ない姿勢でキックが打てるように思います。

キックの推進力が失われたとしても

平泳ぎ以外はプルでの推進力の方が高いはずなので

プルの推進力を失わないためにも、前傾の姿勢を保つため

足首くらいまでは水面に足を出す方が、抵抗無く泳げるのではないでしょうか??


僕の場合は、ビート板のキック練習では、なるべく足首くらいまでは

水面に出すように教えています。

試合に想定した姿勢、スピードの中で、泳法を覚えないと

試合では使えません。

このあたりの指導を、小学生の低学年のうちにできていれば

もっと凄い選手が出てきそうな気がします。

僕の個人的な意見ではありますが・・・。

また、泳ぎの個性ですね。

いろんな泳ぎ方があってもいいと思うんですよ。

スピード競技ですから。

速ければ問題は無い。

なんて、いうと怒られそうですが

塩浦選手、中村選手、内田選手と短距離の自由形に特化した選手は

泳ぎに特徴があります。

3人ともキャッチが速い!!


中村、塩浦の両選手。

このピッチで練習出来ますか??

日本全体として、ピッチの速いストロークはスクールなどでは教えてくれません。

でも、大会ではこのピッチで泳げないと勝てないでしょう。

小学生のうちから、スプリンターの養成を行っていかないといけないのかもしれません。

僕は、塩浦、中村、内田の3選手がリオで自由形短距離界の歴史を変えてくれると

信じています。

この3選手はリレーのみの出場になりますが

注目してリオ五輪の競泳を楽しんでください。









2016年4月15日金曜日

オリンピック選考会 その3

あこうOWSエントリーは5月1日から

http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096



今回は個人メドレー

男子はメダル候補の萩野、瀬戸に加えて藤森選手が代表入り。

僕がボランティアで水泳を教え始めた時によく見た

2軸クロールを出版された日本体育大学の藤森コーチの息子さんですね。

藤森兄弟、小関選手、清水選手などを指導される藤森コーチ。

日本トップの指導力と、スイマガでもドリルのコーナーでたくさん指導法を

紹介してくださっています。

2軸クロールの書籍はもう10年前くらいのものですが

1軸クロールが主であった僕らの世代には衝撃的な内容でした。

話がそれましたが、萩野、瀬戸が金メダルをとれるのか??

という、非常にレベルの高いこの種目。

世界では,ロクテ、復帰したフェルプスなど強豪はいますが

バタフライの泳力がかなり上がって来た萩野は金メダルをとれると思っています。

今回の選考会でみられた、クロールでのスタミナ切れを起こさない限りは。

瀬戸も400mでメダルの可能性が高く

持ち前の勝負強さを発揮して、萩野とメダル争いとはいわず

金メダル争いを期待しています。

一方、混沌として来た女子のメドレー陣。

400mの清水選手、高橋選手。

渡部選手が有力候補だった200mでは、寺村選手、高校生の今井選手が代表入り

渡部選手をはじめ選考会での世界選手権金メダリストたちの不調は気になりますが

心にも、身体にも負担がかなりあったであろう渡部、瀬戸、星の3選手は

長く、難しかった時期を乗り越え

この選考会が終わりようやく気持ちをリオにもっていけそうに思います。

もともと、世界で結果を出した3人ですから、本番は見違えるほど

良い泳ぎをみせてくると思います。

世界の女子では、鉄の女こと、カティアン・ホズー、19歳オコナーなど

世界選手権のメダリスト達が高いレベルにいます。

ホズーの200mは世界記録を出したばかりですし

この種目の女子選手は決勝にいければまずまずの成果ではないかと思います。

選考会で調子がでませんでしたが、清水選手が日本記録以上の成績をだせれば

メダルの可能性もあるのではないかと思います。


さて、個人メドレーでは流行のバケットターン





日本の選手もよく行っていますね。

僕の選手時代にはなかったので、勉強中です。

背泳ぎから、ブレへのタッチで

身体が完全に水没してはならないという規約(不確か)があったと思いますが

世界のトップ選手はいろんな場面でタイムを削る事を考えています。

レースでは、スタート、浮き上がり、スイム、ゴールタッチと

泳いでいる場面だけでなくて

タッチをあわす技術

ターン動作

浮き上がりのスピードなどで勝敗が決まる事もありますので

そこに注目するのもリオの楽しみ方の一つかな??

と思います。












2016年4月14日木曜日

オリンピック選考会 その2

http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096

第3回あこうOWSのエントリーは5月1日から!!

みなさんこんにちは。

今回はリオ選考会での背泳ぎ!!についてです。

僕は、この背泳ぎは一番苦手で溺れそうになります。


日本競泳の男子では入江選手がトップに立ち

女子では引退した寺川さんの後を継ぐ選手が育っていなかったですが

中学生の酒井選手が1分0秒台と驚きの結果がでました。

この結果、女子400mメドレーリレーのリオ派遣が決まりましたね。

リオ派遣標準が、58秒台だったため厳しいものでしたが

バタフライの池江、フリーの内田の日本記録もあり

嬉しい五輪代表入りでした。

この背泳ぎに関しては、男女ともいつの時代も好成績を狙える種目のイメージ

がありましたが、女子に関しては厳しい結果でした。

ただ、酒井選手を筆頭に東京五輪では多くの選手が派遣をきってくれるでしょう。

この種目、男子では入江選手がメダル候補ですね。

ただ、世界のレベルも上がり、豪州のラーキンがカザンを100m、200mとも

制しました。


(4コースのラーキンと、6コースの入江に注目)

入江選手とは、対極のハイピッチ泳法のラーキン。

平泳ぎの世界記録保持者のピーティーもハイピッチ泳法

世界の100mはハイピッチ時代の突入か??なんて思ったりしています。

入江選手と共にリオ行きを決めるのは、アメリカで練習している古賀選手

かと、思っていましたが僅差で金子選手がリオ行きを決めました。

年齢的にも最後の五輪かと思っていた古賀選手は残念な結果でしたが

400mフリーリレーで代表権をとりましたね。

よく、クロールが裏返ったのが背泳ぎと言いますが

背泳ぎの選手は、やはりクロールも速いのでしょうか??

入江選手の100Frも見てみたい気がします・・・・。


背泳ぎはの技術指導では、よく手が入水する際に

小指から入水??、いや、親指だよ!!

違う、手のひらを入れるんだよ!!

なんて、女子背泳ぎのトップ選手のメリッサ・フランクリンは指先から入水!!

なんて、混乱する方も多いでしょうが,

個人的な意見としては、やりやすい入水方法でいいのではないかと思います。

リカバリー時にヒジ先が力まないようにする

入水時の水しぶきによる抵抗をどうするか??

入水から、キャッチのつなぎ、また、キャッチ時の指先の向き

などなど、気をつけない尾いけない箇所はあると思いますが

一動作にとらわれず

1ストロークのなかで、泳ぎやすい、スピードが出やすい方法を

自分なりに探してみてもいいのではないでしょうか??

何事にも固執せず

何事にもチャレンジ!!

水泳を楽しむ秘訣ですね。

リオでの背泳ぎ100mは、もしかするとハイピッチ泳法になるのかもしれませんが

これも、また楽しみにしましょう!!





2016年4月13日水曜日

オリンピック選考会


http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/65096

第3回あこうOWSのエントリーは5月1日より!!



先週は日本選手権でしたね。

池江さんら、若い世代の活躍

世界選手権で金メダルをとった選手の不調

北島選手の引退

リレー種目の派遣決定など

水泳をあまり知らない方々でも心が揺さぶられるような

ドラマがたくさんありました。

選考会の派遣記録は厳しいとは思いますが

たくさんの選手が派遣標準記録を境に

歓喜もあり、またその逆もありと。

バタフライでは、メジャーな選手ではないですが、

カザン世界選手権で代表入りしたバタフライの河本選手に期待していました。

前半のスピードとm後半の落差をどれほど鍛えてきたかを見ていましたが

100mでは藤井選手に次ぐ2位で派遣標準には届かず

厳しい結果。

前半のスピードと、水中ドルフィンの速さは素晴らしいので

まだ続くであろう選手生活でももう一花咲かせて頂きたいですね。

このバタフライの種目は、200mならまだ世界に対抗できるのですが

100mではというと、藤井選手以来は世界のレベルとまでいかなくなっています。

いつの日か,フェルプスやシェー、チャド・ロクロなどの世界の強豪と渡り合える

日本人が出て来てくれればと思います。

200mでは、世界選手権のトップが53秒台(シェー)だったと思うので、

メダルの可能性もある、瀬戸選手、坂井選手に期待です。

池江選手の100mバタフライの標準記録の突破には驚かされました。

今まで、星選手頼みではあったのですが、星選手は200mの選手。

世界記録をもつシェーストリームが55秒台なのでメダルは厳しいかもしれませんが

勢いのある池江選手ら世代は、この数ヶ月でタイムが伸びそうで楽しみですね。

女子200mバタフライは、世界選手権金メダリストの星選手と

高校生ながら代表権を掴んだ長谷川選手。

長谷川選手が後半粘り強く、星選手のついていきました

金メダルとはいかなくとも、5秒台で泳げれば星選手のメダルは十分狙えそうです。

今回の選考会でのバタフライ。

水中映像なども映し出され、非常に勉強になりましたね。

胸を水中に沈めるグライドの姿勢は、個人メドレーの選手も含め

最早、数年前より当然のように使われています。




この時、バタフライでは第1、第2キックの使い方が重要になると思うのですが、

選考会で後半強い選手や、個人メドレーの選手は第2キックを軽く

第1キックを強く打っているように見えました。

50mなど短距離では、第2キックを強く打つべきだとは思いますが

100mでは、後半の失速に繋がりかねません。

第2キックを強く打ちプルのフィニッシュとで強い推進力を生み

第1キックのグライド姿勢をつくるのか??

第2キックをあわせ、第1キックを強く蹴りグライド姿勢で推進力を生むのか??

答えはでませんが100mに関しては第2キックは強く蹴るほうが良い気がします。




 







リオでは世界、日本のバタフライはどうなるでしょうか??

楽しみですね!!